2020/05/29 14:41


昨年の春、fikapausとして活動していた時に自費出版したこちらの【mysig. magazine】ISSUE 0を自己紹介を兼ねて、ブログで少しずつ紹介していこうと思います。

写真だと見づらいのでそのままこちらにコピペします😝

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スウェーデンを初めて訪れたのは2007年2月。雪もまだ残る季節だった。 小学校3年生からの夢だった留学を叶える為、最終的に選んだ場所がスウェーデン。でも一度、留学前にどんな国なのかこの目で確かめたくて初めて訪れたのだ。飛行機を降り立って見た全ての景色は本当に綺麗で、人も温もりのある優しさで、見るもの聞くもの食べるもの全てが新鮮ですぐに恋に落ちた。

そんな私は、翌年2008年からダーラナ地方にあるLeksands folkhögskolaで プロダクトデザイナーになるという夢を抱きながら約2年間、デザイン科で学ぶこととなったのだ。ヴィンテージとの出会いもこの頃。私の留学してい た街は小さな街で、大自然が身近にあって本当に美しい場所なのだけど、何にもない場所でもあった。でもその環境も相まって、私の唯一の楽しみは 街中にあるスーパーHemköpへ行くことと、セカンドハンドに行くことだった。よく通っていたあるセカンドハンドは2階建のお家が丸ごとお店で、玄関の横にカウンターがあって、そこに店主のおばあちゃんがちょこんと座っていた。店内は乱雑に古いものが山積みにされており、失礼ながらもゴミ屋敷のようだったのだ。でもここへ行く度に宝探しのように目の色を変えて隅から隅まで私にとっての宝物を探していた。昔の黒くて重いタイプライター、切れ味のいいスウェーデンメイドのハサミ、年代も分からないくらい古い本 など...

今も私の部屋にあるこの古いものたちを見ると、ここのお店を思い出すけど、店主のおばあちゃんも亡くなり、このお店もなくなってしまったのを人伝えで聞いてすごく残念な気持ちになった。2年間の留学後はスウェー デンの美大へ行きたかったのだけど、進学する為の資金はなく、諦めて日本へ帰国。自分はどこに向かっていけばいいのか見えなくなりもがいていた。そんな中、2013年からパン工場で働きながら、年に1度大好きな スウェーデンへ行く為にヴィンテージの買い付けを始めることに。縁あっ て素敵なオーナーの方々にお声を掛けていただき、年に1、2回のペース で販売をさせて頂いてきた。4年前からは一度諦めたスウェーデン移住に 向けて再度挑戦を開始。だけど移住までの道はもう無いに等しい状態。 というのも、一昨年はスウェーデン語を習得するため2年間の留学をする 予定が、移民局の不当な理由によりビザは却下され、何度も不服申立てをしたのだ。結局スウェーデンの裁判所を通しても結果は同じ。そこで第2 プランとして考えていた方法で、2018年から約3ヶ月おきにスウェーデンへ 行くことに決めた。パン工場での仕事の契約もありがたいことに”日本に戻っ て来ている間”ということにしてもらえた。そのおかげで2018年は2回、 約6ヶ月のスウェーデン滞在が出来たのだ。その間、教会や図書館などで スウェーデン語を教えてもらい、合間に買い付けもしながら、旅とは違うスウェーデンでの暮らしを味わうことができた。スウェーデン移住までの道のりは長くて本当に叶えられるのか不安な気持ちでいっぱいになるけど、 諦めてしまったらそこで終わり。今までの努力も水の泡となってしまう。 スウェーデン人のパートナーも残念ながらいないので、今の私に出来るかもしれないビザを取る最後の手段はスウェーデンでの起業。だけどそれも かなりハードルが高い。たくさんの条件はあるけれど、近い将来は スウェー デンでも食べていけるようになるため、まずは日本にいる間にfikapausとしてのお仕事をきちんと成り立たせるのが目標だ。